すっかり秋めいてまいりました。
皆さん、体調など崩されておりませんか?
11月12日(土)広大でフェルデンクライスメソッドワークショップと動きの学習会が開催されます。
今年はこれで最後となります!
広大でのフェルデンクライスメソッドワークショップもあっという間に5年経ちました。
医療や介護にフェルデンクライスメソッド??
でも、何でフェルデンクライスメソッド?
一見すると関係ないように思える分野にフェルデンクライスメソッドを導入しようと思ったのは、日頃の現場で常々感じることがあったからなのです。
医療や介護の現場で人の動きの援助をしていると、上手くいかないケースがありませんか?
寝返り、起き上がり、車椅子への移動、立ち上がり、歩行・・・・
原因はどこにあると考えますか?
もう高齢だから
理解力が乏しいから
やる気がないから
筋力がないから
筋緊張が強いから ・・・
まずは患者や利用者の方に問題を見つけようとしませんか?
自分達の動きの問題についてはどうでしょうか?
例えば・・・
自分の動きの速さや時間は相手の動きの速さや時間にあわせていますか?
触れ方はどうでしょう?
動かないからといって掴んでいませんか?
言葉のかけ方はどうでしょう?
起きますよ~と言う前にもう起こしていませんか?
自分の立ち位置はどうでしょう?
相手の動きを邪魔する場所に覆いかぶさるように立っていませんか?
患者や利用者の動きの問題の多くは、
介助者側の動きに問題があることが多いのです。
でも、医療や介護の現場で働いている人たちは、自分たちの方に原因があるなんて夢にも思いません。
お恥ずかしながら、私も以前はそうでした・・・
自分たちの動きの方に問題はないのか?
その視点がないと、今抱えている問題は解決されていきません。
そのためには、人はどうやって動くのか?ということを感覚的に体験しておく必要があります。
起き上がるってどういうこと?
座るってどういうこと?
立ち上がるってどういうこと?
こういう当たり前すぎることは案外分からないものです。
人が動いていく方向、時間、速さ、身体の中で重さが移っていく感覚
この感覚を高めるのにフェルデンクライスメソッドはとても役に立ちます。
まずは自分の身体の使い方を学ぶことによって動きの援助を洗練させていきませんか?
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【フェルデンクライスメソッドワークショップ】
■日程 2016年 11月12 日(土)
10:30~12:30
■場所 広島大学保健学科
■対象 自分の体の動きに
興味のある方なら誰でも
■定員 20 名
■参加費 2,000 円
(初回参加者はお試し価格 1,000 円)
■講師 澤井 尚子 藤田千穂
(フェルデンクライスプラクティショナー)
■持ってくるもの・服装
マットの上で頭の下に敷く小さめのタオル
もしくは手拭いをご持参ください。
身体を抵抗なく動かせるように
伸縮しやすいゆったりした服装で
お越しください。
【動いていいとも!学習会】
■日程 2016 年11月12日(土)
13:30~16:30
■場所 広島大学保健学科
■対象 医療、介護現場で
人の動きの支援に携わる人
■参加費 500 円
■講師 講師による指導はありません