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食事介助をする時に体が傾いて食べさせにくいってことありませんか?

投稿日:2017年2月5日 更新日:

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食事介助をするとき、体が傾いて困ることってありませんか?

クッションを挟んで傾かないようにしてみるけど、時間が経つとやっぱり傾く

そういうことありませんか?

フェルデンクライスメソッドで関わっている利用者様の座位姿勢です。

傾くだけでなく、車椅子からズレ落ちていてとても座っているとはいえない姿勢になっています。

スタッフも食事介助がかなり難しかったようです。

現場でトップ3に入るであろうこのお困りごと・・・どうしたらいいでしょうか?

 

よく、現場で相談されるのは、
「座位姿勢を何とかしてもらえないか?」

ということなのですが・・・

もちろん、車椅子の座面などを変えたり、クッションをあてたりと、座位の姿勢で解決していくことも必要なのですが、同時に見て欲しいのがベッド上での姿勢です。

寝ている時の姿勢ですね・・・

ちなみに、この方のベッド上での姿勢を見てみると・・・

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むむむっ!

 カビラさん風味でお読みください~

何か見えてきませんか???

仰臥位(仰向け)で寝ている時からもう骨盤が傾いています。

もちろん!両方の下肢も!

そして、背骨もCカーブを描いています。

つ・ま・り!

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この車椅子の姿勢と同じなのです。

この方は仰臥位(仰向け)の時間が座位よりはるかに多いわけですから、

座位の時だけの姿勢を変えても根本的な解決にはならないんです。

施設ですのでクッションは限られていますが、取り敢えず下肢だけクッションを使ってみました。

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仰臥位(仰向け)の姿勢の時の骨盤の傾きをなくすようにしました。

右膝が内側に入ってきやすいのでなるべく膝が天井を向くようにもしました。

骨盤の傾きというと骨盤だけなんとかしようとしがちですが

下肢の対処も忘れずに!

なぜなら、骨盤と下肢はお互いに影響しあうからなのです。

 

2週間後の利用者様の座位姿勢です。

傾きやズレがかなりなくなりました。

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車椅子を変えたりと座位での状況ももちろん変えましたが、何より嬉しかったのは、

傾きがなくなって食事がしやすくなったこと!

食事介助もラクになったこと!

この変化には面会のたびに傾いて座っている母親を見て冴えない思いをしていた家族の方もとても喜んでくれたそうです。

これが一番嬉しかったです。

車椅子に座らせると傾いて困るという方がいたら、仰臥位(仰向け)の姿勢から見直してみてくださいね!

 

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