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座る姿勢について考えよう!フェルデンクライスワークショップ、車椅子シーティング、ポジショニングの体験学習会

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今回は、座る姿勢について考えよう!ということで、フェルデンクライスワークショップ、車椅子シーティング、ベッド上でのポジショニング体験学習会が行われました。

ご協力いただいた竹の子の里(株)様、(土屋さん!いつもありがとうございます!)学習会をサポートしてくださる有志の方々、そしてたくさんの参加者の皆様、ありがとうございました。

座る姿勢において骨盤は、背骨や頭、腕を支える役割を担っているため、骨盤の位置や傾きによって姿勢全体が大きく影響を受けます。

フェルデンクライスのグループレッスンでは、骨盤の動き、使い方が体の他の部分にどう影響していくかを探索していきました。

参加者の方から、

「寝てやっているときは分かりやすかったけど座ってやった時は分かりにくかった」

という感想がありました。

これって、患者さんにも言えることなんですよね。

座る姿勢は寝ている姿勢に比べて、体を重力に対して保持しなければならないので、そのための力やバランスがより要求されます。

健康な私たちは力やバランスをとって姿勢をうまく調整できますが、これらが不十分な患者さんは、姿勢がくずれやすくなってしまいます。

ましてや、車椅子の座面、背もたれなどの外的環境が調整されていないと体が傾く、床ずれができる、などの問題がでてきます。

というわけで・・・

午後からは実際にどうすればいいのかを体験学習を通して学んでいきました。

 

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まずは簡単なシーティングの説明。

今回は理学療法士の有志の方々が実際に現場でやっている方法を教えてくださいました。

 

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参加者の皆さんで体験し放題!

意見交換も盛んで休憩をとるのを忘れそうになるぐらい皆さんアツい!!

シーティングやポジショニングのセミナーに行くとよく聞かれるのが、「確かにいいとは思うんだけど、うちではこんないい車椅子やクッションはないし・・・導入するのが難しい」

分かります!分かりますよぉ~~!

私もそういう経験いっぱいあります!

だから今回こういう学習会を開催したのです。

確かに道具っていいものが必要です。

福祉用具は高いから~と敬遠される方もいますが、高いのにはちゃ~んと理由があるのです。

いずれは患者さんにあった適正なものを購入していく必要はあると思います。

でも・・・

なかなか購入してもらえない

代替えで自分なりにやってみる

患者さんの状況が変わらない

だんだん周りの関心も薄れる

というよくない循環に陥るわけです。

私はいつもこうでした。

購入してもらえるまでのつなぎとして道具は揃っていなくても取り敢えずあるものでいい状態にもっていくことができないか?

 

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背張り調整ができない車椅子ならせめて座面の環境だけでも調整するとか・・・

ちなみに、背張りができる車椅子って近頃は施設でもよく見かけるようになりました。

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お恥ずかしながら、私はこの背張りはきちんと分かっておりませんでした。

やってみるものの、どこをどう張るの???

というレベルでしたが、今回の説明でよく分かりました。

早速実践してみようと思います。

後半はベッド上でのポジショニングです。

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こちらも皆さんクッション使い放題でたっぷり体験されていました。

今回、初めて参加された方、常連の方、職種も多様でしたがそんなことは関係なく、とても雰囲気がよくて何でも質問できたり意見交換できる場を提供できたのがとても良かったです。

皆さんの目がキラキラしてました~

多くの参加者の方から、これなら現場で使えそうです!と言ってもらえたのも嬉しかったです。

今後も学習会は続けていきますので興味のある方は参加してみてくださいね!

 

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