わくわくハウス庚午さんの主催で出張介護研修をしてきました。
なんと!
ここのマネージャーさんは随分前にフェルデンクライスメソッドのレッスンを受けたことがあるようで・・・
フェルデンクライスメソッドとは!
というところから説明しなくていいのはミラクルに近かったです。
こんなこともあるんですね~~~
スタッフの人たちに新しい視点を取り入れたい!ということで開催してくれました。
医療や介護の現場で人の動きを援助していると上手くいかないことがありませんか?
原因はどこでしょう?と聞くと、大抵は患者や利用者の方に問題を見つけようとします。
自分達の動きの問題についてはどうでしょうか?
例えば、立つ、歩く、座るといった当たり前にやっている日常の動作
ウソでしょ?って思うかもしれませんが・・・
殆どの人はちゃんとできていません。
いやいや・・・
ちゃんと立ててるし!
歩いてるし!
座っているし!!!
と思うじゃあーりませんか~
実際、今回の研修でも、歩くって何をしています?座るってことはどういうことだと思います?
と聞かれると、全員が「ん?」ってなりました。
当たり前すぎることって改めて聞かれると分からないものです。
患者や利用者の動きの問題の多くは、
介助者側の動きに問題
があることが多いと思うのです。
現場でよく見られる光景ですが、立ち上がりが上手くいかないというときは、必ずといっていいほど
介助者側が立つ方向を邪魔していたり、人が立っていく方向とは違う方向に介助していたり・・・
ということが起こっています。
これは、立ち上がる時に自分のカラダをどう使っているか?が分かっていないからなんです。
まずは自分の動きから見直してみること!
これが一番解決の近道だと思います。
フェルデンクライスメソッドを医療や介護の現場に取り入れるのは、自分のカラダや動きを見直すのにとてもいいツールだからです。
現場では椅子に座ってやる体操もよくやるそうなので、
フェルデンクライスメソッドの椅子を使ったレッスンもやりました。
私が現場で使ってみて有効だったものを色々提案させてもらいました。
最初は戸惑っていた参加者の方も、レッスンがすすむにつれてどんどん立ちあがりやすくなっていくのを体感されたようでした。
偶然にもここの今月のテーマが「立ち上がり」だったようで、皆さんに役立つものを提供できたのが何よりでした。
今回開催してくださったわくわくハウスさんは、リハビリ特化型のデイサービスを展開しています。
食事や入浴はいいので運動やリハビリしたい!
という方にはピッタリですよ。
興味のある方はこちらから
わくわくハウス庚午
体の動きや使い方、姿勢について学ぶことから介護の問題を解決しませんか?
広島市小規模事業所介護人材支援事業
という制度を使ってこのような研修を受けることができます。
講師費用は広島市が負担してくれます。
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広島市出張介護研修
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