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ICTフェスティバル in 広島へ行ってきました。

更新日:

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先日、重度障害者や難病患者の人たちが利用する様々なコミュニケーション技術を紹介する展示会

ICTフェスティバルin広島へ行ってきました。

フェルデンクライスメソッドで関わっている方が、将来的に意思伝達装置を導入する可能性があるのですが、お恥ずかしながら、この分野に疎くて・・・

家族の方から教えて頂いて行くことにしました。

 

このICTフェスティバルは、難病患者や重度障害者のITを利用したコミュニケーション技術を一般の方に広く知ってもらうために開催されているらしいのですが・・・

なんと!広島開催は初めてなんだそうです。

どれもこれも興味深いものだったのでいくつかご紹介しますね!

コミュニケーションには色々あってITを使わないものもあります。

それが透明文字盤

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この原理は透明の板に50音や数字などが書き入れられていて、透明文字盤を通して送り手と読み手が視線を合わせ、合図することで一文字一文字文字を拾い文章を組み立てていくものです。

動画をご覧ください。


ALSのためのコミュニケーション支援講座@品川

よりお借りしました。ありがとうございます。

実際私も体験してみたのですが、相手の視線と文字をあわせるのが結構難しくて・・・

でも、コツを教えてもらったら単語ぐらいならできるようになりました。

ITを使わない方法ですが、日常の簡単な会話なら充分機能します。

導入も手軽ですしね!

体の中でわずかにでも動く場所があれば、その動きで機器を操作することができる意思伝達装置というものがあります。

パソコンを1つのスイッチで操作できるようにするソフトウェア「伝の心」

文字入力やメールの送受信ができるので、活用度はかなり広いです。

漢字変換やメールなどの高度な機能はありませんが、会話に特化した「レッツ・チャット」というのもありました。

こちらはパソコン操作がないので、簡単で使いやすく高齢者の方でも気軽にできそうです。

上の2つの機器はスイッチを利用して操作をするタイプ

体が動かなくても眼球にわずかな動きがあれば操作できるものもあります。

視線入力タイプのものです。

最近普及しつつあるものらしいですが、最初は上手く使えないことも多く失敗してしまいがちだとか・・・

そこで、視線入力操作を段階的にトレーニングできるソフトがあります。

複数のゲームソフトが入っていて楽しみながら訓練ができるのです。

視線入力訓練ソフト「EyeMoT」

といいます。

風船を割るというゲームがあったのですが

このソフトがすごいのは必ず的に当たるように設定されているところなんです。

「成功体験」を積み重ねることにより自信をつけさせるんだとか・・・

さらに凄いのは、視線入力装置は装着せずに使うため、自分が視線を合わせたことで風船が割れたという因果関係が理解しにくいらしいのです。

そこで、風船が割れると振動する装置を使って体に感じさせ

視線入力操作を触覚を介してフィードバックさせる

ことで理解させやすくしているんだとか!

これは、やってみてビックリ!!!

振動がある時とない時では感じ方が違うんですよ!

振動がある方が当てたという実感があるんです。

 

実際の機器はこちら

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体験してみましたがホントに楽しかった!

感覚的で、学び方や考え方がフェルデンクライスメソッドに近いのもいいな~と思いました。

身近に使う人がいなければこういう機器を知る機会はなかったかも・・・

色んな意味で凄く刺激を受けた1日となりました。

機会を与えてくれたクライアントとその家族に感謝します。

 



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