先日、岩国へ出張レッスンに行かせてもらいました。
参加者の皆さんはフェルデンクライスメソッドを受けたことのない人たちばかり!
でも、主催者の方から、日頃から自分のカラダへの関心が強い方ばかりなんですよ~と聞いていたので安心して会場へ向かいました。
皆さん2時間たっぷり自分に集中して受けてくれました。
参加者の方からは
いつもは膝が痛いんですがレッスンの後、痛くなくなりました
来たときは腰が痛かったんですが今はラクになりました
など嬉しい感想を頂きました。
ピラティスをやっている方からは
負荷をかける運動も大切だけど、こうやって動きのつながりに注意を向けることも大切だと思った
という感想も頂きました。
普通に生活するだけならアスリートのように負荷をかけてまで筋トレしなくてもいいと思いますが・・・
ただ、私たちは重力下のなかで生活していますから、それに対応できるだけの筋力は備えてないといけません。
ですから、
筋肉を鍛えるまではしなくても、適性に活動できるようにしておく運動は必要だと思います。
ここでもう一つ重要なのは
私たちは常に動いている
ということです。
静止状態ではないのです。
座っているときや寝ている時は静止状態のように思いますが・・・
座っている時も腕を使ったりバランスをとったりしていますし、寝ている時も呼吸はしていますし寝返りもしますよね?
もちろん、日常生活は立ち上がったり、歩いたりしゃがんだり、振り向いたり
動きの連続です。
仮にストレッチや筋トレで体が柔らかくなった、強くなったとしても
カラダが使えなくては意味がありません。
フェルデンクライスメソッドは、カラダを使えるようにどう動いていくかを学ぶものです。
ですからレッスン中はポーズはありません。
常に動いていきます。
連続した動きの中から学んでいきます。
動いていると、意外にここは動いてなかったな、こんなところ意識したことなかったな、呼吸を止めていたな、など色々なことに気がつくでしょう
その気づきが重要です。
そこで初めて修正していくことができるのですから!!!
そうやって気づきながら動いていると自分の問題も解決されてくるでしょう。
ピラティスのように負荷をかけるもの、フェルデンクライスメソッドのようにカラダの使い方を学ぶもの、2つを取り入れていくとより効果が上がると思いませんか?